動機
wiiのヌンチャクでずぼらwebブラウジングで作ったガジェットでは、上下のスクロールとタブの切り替えができるようにしましたが、ちょっとしたボタンのクリックができない。結局マウスやトラックボールに手を伸ばして、気づけばいつもの姿勢に戻っている。
それではイカン。ちゃんとずぼれてない。そこで、以下ができるようにして、手は机の上、という束縛からの解放を目指します。
- カーソルを動かす
- クリック(左)
- 画面のスクロール
タブの切り替えはカーソルを動かしてタブをクリックで済むので諦めます。
動作の様子
材料
- willのヌンチャク
- Adafruit QT Py SAMD21 Dev Board with STEMMA QT
ArduinoのMouseライブラリが使える、ATmega32u4あるいはSAMDボード。ヌンチャクとの接続はI2Cを介して行います。 - Adafruit Wii Nunchuck Breakout Adapter – Qwiic / STEMMA QT
ヌンチャク->これ->I2Cでボードへ、を仲立ちします。 - Adafruit STEMMA QT cable 50 mm
Qwiic端子があるボードどうしなら、I2Cの接続がこれで簡単便利。
ArduinoコードはGitHubに置いておきました 👉 wii-nunchuk-mouse.ino

感想
なかなかいい感じです(自画自賛部主将)。コードを少し変えればカーソルの動き方も超速にしたりできますし、使いながらカスタマイズします。
前回の記事で、傾き情報もとれるのでそれも使えたら、と書いたのですが、まだ構想中です(休むに似たり。はよせい)。
- 左右に振ったらwindows key + down arrow (ウインドウ最小化)
- とんとんタップするとwindows key + tab (task view)
- あらかじめ登録した特定の動きをするとパスワード自動入力(いいなそれ)
- しばらく動きがないとシステム終了(さしとくだけでつけっぱなし撲滅)