はじめに:PQDとは何ぞ?
PQDはPlease Quiet Downの略です。
仕事の打ち合わせや学校のグループワークなどで、家からオンライン会議に参加することが日常風景になりました。居間などで馬鹿笑いしたり、奇声を発したり、不必要な気合を発していたりすると、「静かにしてー」と言われてしまう。
いつだれが静かにしてほしいのか、あとどれぐらい静かにしていればいいのかが知りたい。そこで、今回の工作をしました。名付けてPQDお知らせガジェット。各自の携帯電話やパソコンからraspberry pi上で動くweb pageにアクセスし、何分静かにしてほしいかを選んで送信すると、ガジェットのベルが鳴って自分ののLED(Neopixel)が光り、残りの”お静かに時間”が表示される、というものです。ベルが鳴った時にこのガジェットをみれば、誰が静かにしてほしいのか、また、残りの”お静かに時間”はいかほどかを知ることができます。
Webインターフェースはこんな感じです。
BOM: 用いた材料
- 1x Raspberry pi zero w
- 1x micro servo (e.g. SG92R)
- 1x Adafruit Perma-Proto HAT (Adafruit, #2314)
- 1x 0.56” 7-segment LED Backpack (Adafruit, #878)
- 1x NeoPixel Stick (Adafruit, #1426)
- 4x NeoPixel Mini Button PCB (Adafruit, #1612)
- 1x 4-channel I2C-safe Bi-directional logic level converter (Adafruit, #757)
- 1x 330 ohm resistor
- 1x push button
あとはケーブル類、レゴのブロックたちと呼び鈴。げんこつの部分は、以前ポリマクレイ(FIMO)で作ったものを再利用しました。
以前の作品はこちら👉Going Home Notification System
回路図
Raspberry piにのせることのできるボード上で配線をまとめました。
製作風景
ああだこうだ試行錯誤しながら、やりたいことが形になっていくのが楽しみの一つです。
動作の様子
こんな感じで動きます。